トムビーンの日日あれこれ

日日に思いを馳せてお伝えします

目の愛護デー

 

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

本日は10月9日日曜日、ややどんよりとした曇りがちな一日でしたが、時折差す日光にぽかぽかした気持ちになりました。

そろそろもう半袖の出番はない気候になってきましたが、もう皆さん衣替えは済まされましたか。

無精のトムビーンはまだ終わっていません。

 

身に着ける物としては、皆さん眼鏡はお使いでしょうか。

トムビーンは強い近眼と乱視のため眼鏡とコンタクトレンズを使用しています。

ところで視力の低下が世界的に問題視されていることをご存じでしょうか。

 

視力検査の結果で1.0や0.5などと数字を示されることがあります。

1.0とは「5メートル先にある7.5ミリメートルの輪の1.5ミリメートルの隙間を認識できる」状態です。

(明確な視覚と数値の定義は違うのですが、わかりやすい例を挙げました。)

視力検査で見られるCマークはランドルト環と言われ、1888年に眼科医のエドムンド・ランドルトが考案し、その後視力検査の主流となっています。

人間はほとんど見えない状態で誕生し、4~6歳頃に1.0程度まで上昇、7歳頃に機能的に完成します。

7歳頃に完成した視力と機能はその後維持するか悪化するかのどちらかなのです。

今年の7月に、昨年2021年に行われた学校保健統計調査の結果が公表されました。

調査によると眼鏡などで矯正していない裸眼視力が1.0未満である割合は、幼稚園で24.81%、小学校で36.87%、中学校で60.28%、高校で64.41%だったと言います。

中学校で60%を超えたのは2021年が初めてと。

30年前の1991年では幼稚園は21.58%、小学校は21.68%、中学校は43.60%、高校では57.54%だったそうです。

全年齢で悪化していることは否定できないようです。

2022年度では近視の他、遠視、乱視などの視力低下にも注目した学校保健調査を検討されており続報に注目したいところです。

 

世界的にも問題視されていると冒頭で指摘しましたが、世界保健機関は2050年には全世界の半分が近視になるという予測を立てています。

60年前と比べると、東アジアの地域のうち韓国、香港、台湾、シンガポールでは禁止の人口が約4倍まで増加しているという調査もあります。

 

視力の低下には、生活環境や生活習慣が大きく影響していると言われています。

長時間近くの同じところを見続けることが増えると近視が進みやすく、テレビ、スマートフォン、パソコンの普及、外遊びの減少などに注意が必要と考えられています。

 

 

明日10月10日は、1931年に中央盲人福祉協会の提唱を受けて失明を予防する運動の一環として「視力保存デー」として定められました。

その後9月18日を「目の記念日」とする変更がありましたが、1947年に「目の愛護デー」として再度制定されました。

 

強い近視は最悪の場合目の病気や失明に繋がる可能性もあります。

便利な機器が広がっているからこそ、浮いた時間や余裕を自身の健康に還元していきたいです。

シャイのトムビーンより、皆さんの健康を祈って。

ご拝読ありがとうございました。